【SwSh S21 最終40位(2118)＆最終76位(2107)】甲殻起動ザシランド

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はじめましての方ははじめまして。でぃーと申します。

この度2ROM2100、最終40位＆76位という記録を残すことができたのでその構築の紹介になります。

【構築使用経緯】
【個体紹介】
【選出】
【結果】
【記事リンク】
【レンタルパーティ】
【最後に】

【構築使用経緯】

レート1800前後でうろうろしていたシーズン中盤に友人のあーもんどさんがレート2100に到達。「2000いけるぐらいのスペックはあると思うから使ってみて」とぶん投げられたので「あもさんが強いだけでは？」と思いつつも使い始める。ツボツボからの展開が予想以上に強く、直ぐに2ROM1900に乗ったのでこの構築と心中する事を決意。29日に人生初のレート2000を達成。その後なんやかんやあって2ROM2100を達成した。

原案である構築はあーもんどさんが記事に書いてくれる予定なので、この記事では私が使用した際の考えや動き方を綴ろうと思います。

【個体紹介】

ツボツボ

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特性：頑丈　@レッドカード
性格：腕白　127(252)-30-310(252)-x-251(4)-25
叩き落とす / アンコール / ねばねばネット / ステルスロック

調整
・HB振り切り

構築の根幹。対戦の9割以上は初手に投げた。
唯一無二と言って良い性能でねばねばネット、ステルスロックを展開し、裏のポケモン達での全抜き態勢を整える場作りをしてくれた。
技構成の「ねばねばネット」「ステルスロック」「アンコール」は確定。残りの1枠が「岩石封じ」「叩き落とす」「毒々」から選択。
この構築を使い始めた当初は岩石封じを使用していたが、岩石封じが有用に働いている場面が無く、それよりもアンコール後の起点回避の為後出しされた相手に刺さり、暇な時に打てる叩き落とすが活きる場面が多いと判断した。
持ち物はレッドカードで確定。メンタルハーブの方が考慮されるのか、ツボツボの前で積むポケモンも多く、その度に手持ちに帰ってもらった。
個人的な技選択の優先度は（ネット>アンコ≧ステロ>叩き）で、ネットとステロの両展開よりも相手の起点にされない動きを最優先した。
現環境でツボツボのレッドカードを発動させずに確定で倒す事ができるポケモンが意地水鉢巻ウーラオスしか存在せず、殆どの対戦で相手の選出した2匹を確認した状態で対戦を進める事ができ、ゲームプランを立てるのに多いに貢献してくれた。

ザシアン（剣の王）

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特性：不撓の剣　@朽ちた剣
性格：意地っ張り　187(156)-243(244)-135-x-135-182(108)
じゃれつく / 巨獣斬 / ワイルドボルト / 剣の舞

調整
・A244とHBランドやヌオーに対するダメージ幅が変わらない
　+Sに回したいのでA243
・耐久振りザシアンを大体抜ける程度
・余りH(A222ザシアンの巨獣斬+電光石火を両方最高乱数以外耐え)

有象無象を破壊する獣。
基本的にツボツボのネット展開後に着地する為、スカーフ持ちと浮いてるポケモン以外のほぼ全ての上から行動する事が出来る。
技構成はタイプ一致打点の「じゃれつく」「巨獣斬」ドヒドイデやホウオウ、原種ファイヤーなどのザシアン受けに対しての役割破壊が可能な「ワイルドボルト」隙があったら積むことで全抜き体制が整う「剣の舞」。
「インファイト」や「電光石火」が欲しい場面は何度かあったが、それ以上にワイボの電気打点が強く、タイプ受けを狙うポケモンを何匹も屠ってくれた。
Sをここまで伸ばすとほとんどの耐久ザシアンの上を取る事が可能で、ネット展開が出来ていない時のミラーでも比較的上から殴る事が出来た。
何度もゴツメに触れ、静電気に怯えたが、明らかなサンダー引きが見える場面では強気に剣の舞を選択し、運を押し付けられない様に触れる回数を極力減らすプレイングを心掛けた。
この構築の絶対的エース。

ランドロス（化身）

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特性：力尽く　@命の珠
性格：控え目　173(68)-x-172(12)-176(196)-101(4)-150(228)
大地の力 / ヘドロウェーブ / サイコキネシス / 瞑想

調整

・大地の力で197-154剣王ザシアン確定1発
・C1↑大地の力で無振り黒バドレックス確定1発
・ネット込みで準速スカーフウーラオス抜き
・A無振り剣王ザシアンのA1↑巨獣斬確定耐え
・余りH

今期の覇権ポケモン。
力尽く珠大地の力で環境に蔓延っているザシアンやムゲンダイナを屠る事ができる。
技構成はタイプ一致の「大地の力」霊獣ランドへの打点になる「サイコキネシス」イベルタルや毒弱点勢に刺さる「ヘドロウェーブ」積んでリーチを伸ばす「瞑想」。
原案ではヘドウェの枠が「身代わり」で、身代わりがHB霊獣ランドの岩石を耐えるのでそのまま起点にするムーブを想定していたが、イベルタルが予想以上に増えた事や、ヘドウェを搭載することでの技範囲の拡大が有用に働く場面が多く、変更に至った。
環境に居るアタッカーでないムゲンダイナはウーラオス意識でのHBが多く、大地の力で一撃で落とす事が可能。両ウーラオスも大地の力で確定1発、剣王ザシアンもHD振り切りレベルでないと耐えない凄まじい火力で勝利に導いてくれた。
間違いなくこの構築のMVP。

ファイヤー（ガラル）

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特性：逆上　@オボンの実
性格：臆病　172(52)-x-111(4)-150(236)-146(4)-150(212)
燃え上がる怒り / エアスラッシュ / 悪巧み / 挑発

調整
・ネット込みで準速スカーフウーラオス抜き
・オボンの実の回復最大効率
・余りC

対黒バド、イベル対策枠。
ファイヤーを除くポケモンに対するアストラルビットの一貫が凄まじいので黒バドが見えたら選出することを意識した。
対イベルタルも対面から余程怯まされたりしない限りは勝つ事が出来る。
技構成はタイプ一致打点の「燃え上がる怒り」「エアスラッシュ」積み技である「悪巧み」受け寄りの構築や展開阻害に有用な「挑発」。
ネット展開後にファイヤーで殴る場合は怯み効果のある技しか無いので、上から確率を押し付ける動きも可能で非常に強かった。
持ち物のオボンのみも非常に有用に働く場面が多く、確定数をズラす他にも特性「逆上」の発動機会を増やす事で相手を詰める事が可能になる。
選出する機会はそこまで多くなかったが、選出した際は確実に仕事をしてくれた。

ロトム（ヒート）

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特性：浮遊　@食べ残し
性格：図太い　157(252)-x-174(252)-125-128(4)-106
ボルトチェンジ / オーバーヒート / 電磁波 / 鬼火

調整
・HB振り切り

対メタモン要員の過労死枠。
ザシアンをメタモンにコピーされた場合、世界が崩壊するのでこのヒトムで相手取る事が多かった。
技構成はタイプ一致打点の「オーバーヒート」サイクルを回す為の「ボルトチェンジ」痒い所に手が届く「電磁波」「鬼火」で完結。
ボルチェン以外命中不安であるが、選出頻度がそこまで多くないので技外しが直結して落とす試合は殆どなかった。
体感、中盤以降増えたように思う襷マンムーに対して圧倒的に有利を取れるので、マンムーが見えた際は積極的に選出に組み込んだ。
構築を使い始めた当初は全く信用していなかったが、ヒトムの選出率が伸びると勝率が上がるように思えた。

ウオノラゴン

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特性：頑丈顎　@拘り鉢巻
性格：意地っ張り　165-156(252)-121(4)-x-100-127(252)
エラ噛み / 逆鱗 / ロックブラスト / ドラゴンダイブ

調整
・AS振り切り

対オーガ軸、低速サイクル破壊枠。
有利不利が明確で、一般ポケモンとしては破格の選出誘導力がある。
不利対面をダイマックスで誤魔化すことが出来ないので、
ウオノラゴン選出時は積極的に交換読みを行い、相手のサイクル崩壊を意識した。
HBダイナがステロ込み先制エラがみ2発を耐えないので受け出しを許さない。
技構成はアイデンティティである「エラ噛み」、タイプ一致高火力「逆鱗」、逆鱗で拘りたくない時や縮小ラッキーを咎めることが出来る「ドラゴンダイブ」、ヌケニンに抗える「ロックブラスト」。
ドラゴンダイブとロックブラストは一度も選択しなかったが、技構成としては間違っていなかったと思う。
受けに対しての勝ち筋を増やすなら、「眠る」採用も視野に入る。
ネット展開後の圧力は言わずもがなで、有象無象を破壊してくれた最高の魚。